絶頂野郎の活動報告


勝手にGP #1(GPK第2戦)
絶頂:★★★★☆
日時:2002.05.05
場所:弘楽園



『勝手にGP』と言う企画がある。

中国地方に点在するサーキットそれぞれを拠点とするレースがある。

各サーキットのツワモノ、勝者、挑戦者が居る。

しかしながら、各地のエントラントが減っている。

はたして勝者は真の強者なのか!?

小さなサーキットの勝者・・・どれほど大きな顔ができるのか!?

各地で戦うライダーが身の程を知りたがる!

はたして、中国地方の真のチャンプは!?

我そこ最速ナリと吠える勘違い野郎18名!!中国地方4つのサーキットを巻き込んだ超絶バトル!!

それが・・・

勝手にGP!!

全7戦で争われる勝手にGPの開幕戦は弘楽園

地元だろうが遠征だろうが、走行未経験だろうが関係ない。勝手にGPライダーに泣き言はない。

みなぎる自信に磨きをかけて挑むのみ!!



GW強化練習〜

さ〜て地元民の男爵としては負けられません!サトル、イクモトと共に弘楽園入り。
ライセンス講習を受け、初弘楽園の樋口さんも御一緒。
樋口さんはナチュラの超速ライダー、北九州での優勝経験もある実力派である。
ナカナカの曲者で、話の長さは自他共に認める程である。←走りと関係ないジャン!?
他には柳井系のライダーも集合、イサオ選手はダイエットのリバウンド!?一時期の過剰ダイエットの反発か?

男爵がのんびり整備をしていると早速走行を始めた樋口さん、開始10分後には男爵のベスト越えである(汗)
まだセッティングすら煮詰めてないだろうに・・・早くも男爵のオチコボレ確定か!?
『色々教えて下さいね』、樋口さんの言葉が悲しくシミル。

さて、柳井系ライダーも好調のようだ、41秒の前半をコンスタントに出している。
イックーやサトル君も1秒中盤。重い腰を上げた男爵は1秒後半であった・・・

おかしい、なんでだろう?(←って自己ベストに近いタイムだからオカシクはないのだが・・・)
カートコース用に用意したエンジンは不具合もなく調子は良い。
ナチュラでフロントフォークの整備をしたが、いささかセッティング不良のようだ。
ヘアピンで踏ん張りが効かず縦揺れに悩まされる・・・こりゃイカンな。オイルの粘土を変えるか・・・

後日改めて弘楽園入り、粘土と油面を変更したフロントフォークの様子見だ。
と、これがナカナカ宜しいようで、更なるベスト更新ときたもんだ。よし、これなら勝負になるか!?
テツ選手から『程度の良いスプリングあるよ!』とか、中上選手から『このシートパイプ使ってみたら?』とか・・・
いはやは皆様の御心使い有難いもんです。・・って、そんなにボロく見えますか!?(笑)←男爵号


5/5 勝手にGP 第1戦 弘楽園(GPK杯 第2戦)

前日の大雨が少し残る弘楽園の朝、前夜祭組みはコースの水溜り除去作業を行っていた。
パドックには既に多数のマシン、山口・島根・広島・岡山方面からツワモノが集結しているようだ。
前夜祭組みのサトル君を捕まえ朝の御挨拶、『昨日は早く寝ましたよ』とのコト。ほほぅそれは珍しい。

ゴソゴソと動き出す面々とも御挨拶・・・しかし、みな一様に『サトルさん凄かったですよー』とな!?
どうやら昨夜も大暴れだったようだ。最近、記憶を無くしてしまう程飲み過ぎるサトル君・・・大丈夫か?

SP12-EXPに集まった台数は17台!!←勝手にGPライダー14名を含む稀に見る大盛況である。
霧が晴れ日が出てきたところでコースコンディションはドライとなってきた。
しかしながら、1コーナーの要所は乾きそうもない状況・・・路面はややスリッピーで神経を使う。
午前中の練習走行を終えたが、どうにもマシンが走らない。先日のパワー感から程遠い感じ。
意気消沈してピットロードに退散したら直後のカーブでスリップダウン!?あいや〜またやってしまったよ!
ここでスッ転んでしまうのは2度目である・・とほほ。
割れたシートカウルをグールガンで補強しつつ予選に備える事にする。

予選〜
キャブセットを変更して勢いよくコースイン。17台も居ればクリアラップを取るのさえ難しそう。
先頭集団についてタイムアタック開始!!先程よりはパワー感があるが、イケイケと言う程でもないか?
四苦八苦しながらコーナー1つ1つを丁寧にトレース。コーナーが滑るだけに今日は立ち上がり重視を意識して攻める。
何度か41秒台に入っている様子で、とりあえずひと安心。
しかし暑い、決勝は22周で行われるが・・・はたして集中力は終盤まで持つのだろうか?

予選結果:9位(41″728)

勝手にGPの予選トップは弘楽園をホームとする伊達選手、さすがと言った所か。
それに続くのはきょ〜選手、しばらく振りの弘楽園ながら、こちらもさすが!!
更に続くは、きょ〜選手のコンマ5秒以内にひしめき合う面々・・・かなり均衡した結果となった。
レースになればスタートとスタミナが肝と思われる。

決勝〜
終始オチャラケる勝手にGPの面々も、決勝前になると引き締まってきたか!?
牽制しあいながらも己を信じて集中している・・・
男爵の隣ではラジカセに耳をあてて集中しきった樋口選手。しかしテーマソングは魚・魚・魚〜♪
彼は一体何をイメージしているのだろう?(笑)

コースインしてグリッドに並ぶも、中上選手のマシンが見あたらない?
どうらやトラブル・・・選手紹介の間にピットで何やら作業をしている。間に合うのか?
総勢17台ともなると、前後に多数のマシン。誰がドコに居るのかキョロキョロと確認。
ウォーミングアップに入り、ピットから復帰した中上選手のマシンが続く。
どうやらグリッドは最後尾になってしまうらしい、予選5番手だっただけにもったいないね・・・
っと、後ろに気を取られていたか!!ふと視界に飛び込んだのは振り下ろされたフラッグ!?

ススス、スタートじゃん!!

慌ててスタートを切るも、周りの加速に付いていけない〜
やや遅れながら1コーナーから2コーナーへ・・・台数が多いだけにコース上は混乱の極み。
行き場を失ったサトル号は2コーナーのグラベルを爆走中ながら怯む様子はない!
長〜い隊列を形成しながらポジション争いが各所で激化しつつある。
男爵は中盤やや後ろと言ったポジション、サトル君や中上選手が前に見える・・・中上?最後尾からいつの間に前へ!?

差は均衡したままレースの序盤、トップをうかがう勢いだったきょ〜選手が2コーナーでコースアウト!!堪えきれず転倒を喫したようだ。
トップ集団から離されつつも、目前の集団は大混戦〜しかし抜きどころが見あたらない!
が、レース馴れした中上選手は執拗にプッシュ!!周囲を巻き込んで猛烈なアタックが続く!!
んが、相手がカドチン選手ともなると体格で負けてるか?捨て身のアタックも返り討ち〜ヘアピンの藻屑となり果てる・・・
後続のサトルが怯んだ隙にテツ&カンゴが交わしていく。さらに後ろからは兼重選手も追い上げてくる〜!!

熱戦は更にヒートアップ、ギリギリの走りから転倒車も増えてくる〜
少しでもミスしようものなら背後にへばり付いたサトル号のフロントタイヤが並びかける!!
ここで引いてなるものか!と気合を振り絞ってテツを追う。
追いつつ逃げつつの気の休まる暇の無い22周のレースは終盤、順位の入れ替えなくチェッカー!

決勝結果:8位(41″448)

入賞にも届かない結果ではあったが、レース中には自身のベストタイムを更新する走りが出来た。
去年までは1秒に入れるのがやっとこだったのに、今年に入っての精進が効いてきたか!?
旧フレームながらMiniに引けを取らない走り!夢の40秒台到達の気も早まるが、今はコンスタントに前半が刻めるように引き続き精進!!

次戦は未経験の柳井、練習時間は僅かだが、それでこそ自分の力を試せると言うもの!
コースをイメージしながらライン取りを思案する日々・・・

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