NSF100 HRCトロフィー テツヤの冒険 #01
NSF100 HRC NSFトロフィー


全国各地で開催されるNSF100ワンメイクレース。シリーズランキング上位3名をモテギへ召集しての全国大会、それが『NSF100 HRC NSFトロフィー グランドチャンピオンシップ2008』 テツヤは出場権を得る為に謎のオーナーUZ氏のNSFを駆り弘楽園のシリーズ戦へ乗り込んだ。マシンは新車の輝きを残すが、肝心のライダーは足首と左手の骨折が癒えてないようである。これは、遠いモテギの晴れ舞台を思い浮かべながら奮闘するテツヤの物語(コメテ゛ィー)である。。。
開幕戦

4月13日開幕戦。弘楽園シリーズは4戦ながら、ポイント集計上3戦までがグランドチャンピオン2008の有効ポイントとなる。テツヤはレース前々日の金曜から弘楽園に入りテストを重ねた。HRCトロフィーはエンジンを含み全てがストック状態と言っていい規則。キャブ、サス、ファイナルのセットを色々と試しつつ勝負どころを探っていた。NSFクラスは8台のエントリー。
予選

15分間の予選。2台並びのグリッドを考慮し、なんとしても2番手以内のタイムを出したい。ライバルの仕上がり具合を予測しつつ自らの必要タイムを算出。決勝タイヤを温存する為にも予選は早々に切り上げる作戦だ。コースインしたテツヤは数周で43秒を切り2秒後半を記録。ピットロードにて待機。現在2番手。予選後半になるにつれライバル達がタイムUPしていく。テツヤは3番手、そして4番手に追いやられた。グリッドを取り戻す為再びコースイン。コンマ2秒ほど更新するも届かず・・・3番グリッド確定。決勝の展開を考えるが、予報通り小さな雨が落ちてきた。

決勝

全車ドライタイヤでグリッドに並ぶ。小さな雨は路面を濡らす程ではない。日章旗が振られてスタート!!フロントローよりも反応良く飛び出したテツヤだが並ぶに至らず。予選順位のまま1コーナーをクリア。序盤に仕掛けるかと思われたが3番手に留まる。しかし序所に上位2台との距離は開き始めた。レースは上位2台、4〜5秒離れて4位に後退したテツヤを含む3台が続く。この頃から雨の影響が出始めたようで先頭集団を含みややペースダウンか?レース中盤、テツヤは序盤のペースを維持して3位集団から抜け出し先頭2台を追う。その差を僅か数周で詰めたテツヤは勢いそのままに前車を交わし2番手に浮上しファイナルラップ突入。勝負はコース半ばのヘアピン!?一つ前のコーナーからタイミングを計って加速!並びかけたまま渾身のブレーキ勝負!!完全に前に出たと思われたが白いNSFも譲らない。体勢を維持するのが精一杯のテツヤを鮮やかに斬る。屍となったテツヤが再び加速体制に入る間際に後続にも抜かれて3位後退。そのままチェッカ〜w
反省会

今回は恵みの雨だったか?ドライのレースであれば4〜5位でのレース展開だったかも知れない。アベレージでコンマ5秒は詰めたいトコロ・・・あとは・・・

夜の反省会

1位表彰台です。みなさん、こんなボクを応援して下さい。


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