絶頂野郎の活動報告


西日本ロードレース選手権 第3戦
絶頂:★★★☆☆
日時:2001.08.12
場所:MINE



忘れた頃にやってくる地方選手権、ミニバイクで遊んで過ごした初夏の日々・・・案の定TZの事など覚えていない。
自ら書いた活動報告を読み返して思い出そうとするのだが・・・こいつバカだよなぁ(←おまえだよ!!)
久々にTZを積んで金曜の夜に出発。下道のんびりコースであるが岩国で詰まってしまった。
道路工事の渋滞か、遥か500m先で片側交互通行らしい。しばらく待つが動く気配はない・・・
シビレをきらして裏道へ侵入・・・んお!立ちんぼの姉さんが妖しい目で誘う。イキナリのダークサイド!!

一旦2号線を離れ、岩国駅前を通過して錦川を登って欽名道路へ回れば工事区間を回避できるな。ナカナカの名案である。
さっそく月光に照らされた薄明るい錦川を登る、登る、登る・・・お?街明かりが見えて開けてきたぞ!って海ジャン!?
川を上ってた筈なのに・・・なぜ海に出てしまうのか?しばし沈黙〜
地図を引っ張り出して納得。どうやら錦川の中州を一周してしまったようだ。対岸を再度登り欽名へ合流。
結局時間ロスしちゃってるが・・・ひとつ賢くなったのでヨシとしよう。『麻里布に立ちんぼ生息中』

8/4 1週間前練習〜

8時ゲートオープン、ピットに一式降ろして一息・・・が、イキナリの猛暑、既に30度は越えている様子。
前回問題となったチャタリングは、サイズ変更したタイヤのせいにして今回は従来の3.10サイズを用意。
キャブセットは・・・なんだっけな?。たしかMJ440/420って活動報告には書いてあった。NJは・・・忘れた。まぁこのままでいいや。
相変わらずのテキトーセッティングで午前中の最終枠に備える。

1本目〜
ツナギを着ただけで気を失いそうになる38度の中、燃料を7リットル給油してコースイン。
NSR50と違ってガンガン前に押し出される加速、やっぱすげ〜やね。
忘れたと思ったTZの感触、意外と身体の方は反応している。風呂本選手のTZについて37秒ペース。
気になるチャタは・・・このペースじゃあまり感じられない。ヘアピンでトトトっと跳ねる兆候はある。5秒ペースになると前回同様なのかもしれない。
さて、どうしたものかと思うがこの猛暑、集中力がてんで持たない。下半身のホールドも甘く肩が悲鳴を上げる。
たまらずピットに逃げ込んでバタンキュー、わずか15分でこのありさま・・・再びコースに出る気力もなく終了。

2本目〜
午後になっても相変わらずの猛暑、5〜6速の伸びが鈍かったのでメインを2ランク絞ってみる。
Fサスの残ストロークが結構残ってたのでイニシャルと圧を少々抜く。
25分の練習枠全部走る元気もないので4リットルの燃料を追加してコースイン。
ペースを上げてみるが先程とたいして変わりはない。ストレートの伸びがないが・・・向かい風のせいか?
サスの動きもイマイチ、第2戦のような進入でのチャタはないのだが、ヘアピンの立ちあがりで前後が跳ねる感じ。
15分経って一旦ピットへ、案の定ギブアップ気味なのだが・・・サスのストロークが1本目と変わってない事に気が付く。
圧をもう1段抜いて気力を振り絞ってコースイン・・・変わらね〜〜〜!!!

ダラダラと走ってたら走行時間が終わったようだ。チェッカーを受けてペースを落とす・・・が!
便所裏の第2ヘアピンを抜けたところでエンスト・・・ガス欠!?
ドナドナ号を待つが他のマシンの引き上げに時間が掛かっているようだ。
オフィシャルがバンでやってくる。何やら無線連絡をしているが・・・・『時間が押してるから・・・押して・・』

えっ!?押して帰れだと!?ひえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

蜃気楼の見えそうな炎天下・・・遭難者のようにふらつきながらマシンを押す、押す、押す・・・
はぁ、ピットまで遠いなぁ・・・もうヤダょ・・疲れたょ・・・ムカツイテきたょ・・・時間が押してるって、誰も走ってね〜じゃんよ!!!!


当然の事ながら精魂尽き果てたので今日はオシマイ!!
ビールをあおりながら先程の走行でクランクを焼き付かせてしまった七海治郎選手のクランク交換作業を見学。
ヤマハに乗るライダーの見慣れた光景である。TZは特殊工具なしでイケルようで、丁寧に作業すれば意外と簡単そう。
セッティング等の話しを聞いてみる。この時期はピストンの突出しをプラスへ振るとか・・・確かにねぇ。
単に面倒臭いからマイナスのままホッタラカシなんだけど、流石にこの気温じゃ差がありすぎるかも・・・明日やってみるか!!

8/5
一夜空けて朝から整備開始、シリンダーのベースガスケットの交換である。
今使ってる0.8mmのガスケットを0.6mmに変更してピストンの突き出しをプラスへ振るのだ。予定では0.08〜0.1mmの突き出し量となる。
昨日よりは暑くはないが、気温34℃の中での作業は精神的に堪える・・・整備キライなんだよーーーー!!

午後イチの走行、キャブセットは昨日のままで様子を見てみる事に。
イソと共にコースイン。乗ってみた感触からはあまり違いが感じられないのだが・・・最終コーナー立ち上がりからの加速はパンチがあってグイグイと前に出る。
それでも新車のイソ号にはかなわないが、確かに効果はあるようだ。
コレがタイムに結びつけば良いのだが、相変わらずの37秒台・・・足回りがキマらないよなぁ〜

本日の練習はコレ1本のみ、走行後にフロントサスの動きを見てみるが納得いかない。
なんで動かないかな〜、タイムが遅いから動かないのか、動かないからタイムが出ないのか・・・
頭を抱えながら隣に居るイソに聞いてみる。

カンゴ:『ダンパーの圧ってココだよね?』
イソ:『そこは伸びじゃろ?』
カンゴ:『・・・・・・!?』

あぁ灼熱の2日間、猛暑の為か勘も鈍ってたみたいだねぇ(←マニュアル読めよ!!)
圧と伸びを良い感じでセットし直し、次回のレース前日練習に備える。


8/11 レース前日

ゲート前に深夜到着。軽くビール1本飲んで寝る予定だったが、高井@DFRも到着したようだ。
練習後に飲むはずだったビールが次々と空けられていく・・・しまった。こりゃ足らなかったかも。
首の皮1枚、最後の1本を残してお開きとしておく、時は午前3時を回っている・・・
1週間前の猛暑も随分落着いたのか、エアコン無しでもすごし易い涼しい夜。ゲートオープンまでオヤスミ〜

やや雲がある朝、高井@DFRと10番ピットを確保。イソと浜田選手も到着。
今日はサスセットの見直しとタイム出しだ。練習でベストタイム更新は無理っぽいが6秒台には入れておきたいところ。
キャブセットはそのままで、まずは足回りの様子から見ていくことにする。

10:00 1本目〜
コースインして前方に居たTZに付いて行く。とりあえずは39秒台から・・・
足回りの方はフワフワ感がおさまり感触としては良い。
徐々にペースを上げていき、2コーナーも鬼ブレーキ!!リアを掛け過ぎたか?ややロック気味。(燃えてきたぞ!!)
クリップをかすめて立ち上がり!!・・・・・・ポヘッ、急激に回転数は落ちてエンスト・・・あれ?しまった!!
鬼ブレーキじゃなくてトラブルの後輪ロックのようだ。惰性のまま第1ヘアピンまで。
グラベルに避難して様子を見る・・・焼き付き!?
ちょうどエスケープゾーンからパドックへ戻る道があったので押して帰る事にする。コースインから3周目の出来事である。

ピットへ帰ってしばらく呆然。エンジンが冷えたところでバラシにかかる。
どうやら上バンクがトラぶってるようだ。何やら金色の鉄粉がピストンやヘッドに貼りついている・・・
シリンダーを外して愕然、なんと先日の七海治郎選手と同じトラブル!クランクのベアリングが焼きついてしまっている!!
特に整備ミスがある訳ではない。交換時期を過ぎたクランクが高圧縮セッティングで耐えられなくなったのか?
幸いにも交換用の新品クランクを持ってきてはいるが・・・・七海治郎選手が苦戦していた整備をしなきゃならないのか!?
見ているだけで気を消耗する整備工程だったのだが!?

参った、参りましたと落胆しているトコロに、メディカルから連絡が入る。
なんと!!今度はイソが転倒したと言うではないか、明らかに骨折している様子だ・・・トラブル続きのイソ、今回もレース戦線から離脱。
自分の方はと言うと、復旧する為のパーツはある、時間もある。やるしかないか!?やるしかないでしょ!!

本日の走行は絶望的、ビールを飲みながらの整備と行きたいが、クランクと言えばエンジンの心臓部である。
ここは新調にならざるを得ない。ビールはオアズケ、TZな面々に教えてもらいながらの作業となる。
昼から夕方、夕方から夜になり作業は続き、再びエンジンが組み上がる!
オイルを入れ、冷却水を入れ、ガソリンを入れてエンジンに火が入る。バババババッイ〜〜〜ン!!!
掛かったよ!お疲れサマ、カンパ〜〜〜〜イ!!格別のビールの味。うんめぇーよね!!

・・・しかし、自分が組んだエンジン。こりゃ乗るのが不安だわぁ〜!!

イソは広島からドライバーを呼んで帰途につき、明日手伝ってくれるサトル君やでっちゃんが広島を出発したようだ。
作業も一段落して、温泉&晩飯コースだが、今夜は美祢市の北側にある於福温泉に行って見る。
なかなかヨイとのイソからの情報なのだが・・・着いてみると入浴受付は8時までとか!?時は既に8時半である(汗)
気の良さそうな受付のおいちゃんに、『広島からきたんスよー!』と頼む。高井@DFRは『オレは東京から・・・』とか言ってる。
七海治郎が『九州から・・・』と言った所でOKが出たようだ。

温泉はサウナあり、露天ありジェットあり。丁悶絶の電気風呂まである。また、蛇口やシャワーの湯量の勢いがあってよい。
『この湯圧がたまらんネー、湯谷とえらい違いじゃわー』とか言ってると急激に勢いが落ちた・・・・どうやら閉店の準備が着々と進んでいるようだ(汗)
そうとなれば、電気風呂の電源を落とされる前に味わっておく。うへへへへへ、効く、効く、死ぬ〜〜〜〜!
超ハイペースで堪能し、閉店の9時ジャストで上がる。次回は時間的余裕をもって再チャレンジだ。

ここから『ホルモンうどん鍋』の『みちしお』までは遠すぎる。
飯所はと言うと・・・ここに途中に見かけた『北誠ラーメン』である。なんとも言えない店構えが印象に残っていたのだ、あそこにはきっと何かがある!!
お店に駐車場はなく『私有地につき駐車はご遠慮下さい』と看板のある空き地に遠慮しながら駐車。
まずは店の外観からチェック、生ビールのジョッキの事だろうか?『ジョキー400円』とか書いてある時点で合格である。
のれんをくぐって引戸を開ける・・・うお!店の主人が目の前に!?
いや、目の前には居るのは確かだが、がカウンター越しだ。店舗が狭い為か!?
いや、狭いのが確かだが、オヤジがデカイからそう見えるのか!?身動きの取れない厨房で何ができる!?
引戸を開けたとたんに客の心を鷲掴みである。

定番のラーメン定食なんて頼んでみる。
まずは冷やっこが出てくる、続いてダシ巻き卵か・・・イモの小鉢に焼き餃子、大盛りのライス。
既にカウンターはイッパイである・・・そしてラーメンが出てくる。ってオイ!!既にラーメン余計じゃないか!?
この巨大なオヤジに合わせた定食メニュー、600円ながらナカナカのツワモノである。

ピットへ帰ってカンパイ!!夜風にあたって飲むビールもウマウマである。
しばらくするとサトル君達が到着、残りの作業を飲みながら続ける。
そうそう、『R'S TAMIYA』から一つクレームがあった。カウルに貼ってある切り文字、『なんで男爵より小さいんだよ!!』との事である。
それは申し訳ない、さっそく貼り直してこうなりました!


文字大きいよ〜!

結局練習不足で明日を迎える事になったが、開き直るしかないだろう。
タイヤサイズを3.10に戻しているので前戦のような酷いチャタは無いと願うばかり、予選で様子をみて決勝で全開だ!!


西日本ロードレース選手権 第3戦

一時は天候の心配もしたが雨はなさそうに晴れ渡っている。風も昨日ほどではない。
朝のうちは涼しいのだが・・・果たして日中は何度まで上がるか、先週のような38℃は勘弁してもらいたい。
ここはスタミナ勝負と言う事で朝飯は抜けない、セブンのクラブハウスサンドを40年の歴史の結晶、『リポビタン11』で流し込む。
ふぅ〜〜〜〜〜〜ん!充電完了!!

9時からの車検を問題無くクリア、使いこまれたサイレンサーの音量は100デシベルだそうだ。まだイケルかな?
燃料は昨日の練習で使わなかったのがタンクに入ったままだ。予選はエンジンと足回りの様子見だからタイヤも古いので良いだろう。
となると決勝で新品タイヤの投入となるのだが・・・皮むきが出来ないな。
高井@DFRに相談してみる。『脱脂しとけばイケルよ、1周目から全開だよ!!』とのこと、なるほどイケルようだ。

GP250予選
タイム出しの気負いはないが、自分が組んだエンジンがマトモに走るのか、壊れないのかが心配である。
緊張したままコースイン、8000〜10000回転をキープしてスロー走行。途中ギクシャクするが回転数が低いからか?ドキドキである。
3周程様子をみてピットイン、オイル漏れや異常がないかチェック。あっ!!キャブボックスの蓋を忘れてた。タンクを外して取りつける。
他に問題は無いようだ。予選の残り時間はまだある、ここからアクセル全開で行ってみよう!

再びコースインして全開加速!
バイ〜〜〜ン!!と伸びて3コーナーを回ったところで・・・・・失速!?エンジンが止まる・・・終わった。
ヘアピンまで行ってマシンをグラベルへ。オイル漏れがないかチェックしてみる。お!?タンクのコックがOFFじゃん!!
さっき自分でOFFにしたっけな、ただのガス欠だっか?コックをONにして押す、押す、押す〜〜〜!!バランッ!!
やっほー!!まだ終わってないぞー!!

残り時間は僅かだが、あと2周は出来そうだ。
やや加減をしながらの全開走行、サトル君の出すサインボードには37秒台が出ている。
これだけ走れるならOKか、本当の全開走行は決勝に取っておこう。

予選結果:10位(1′37″230)

ちなみに今回の出走は12台である。当初は14台であったがイソと田村選手が前日転倒で離脱している。
そうなるとポイントは6位までかな?年間の上位ランク目指して入賞は外せないトコロ。
しかし、他のライダーも着実にタイムを出してきている。ベストを更新する走りが必要だな・・・

SP250の予選が始まるようで高井@DFRがコースインして行く。んが、しばらくしてピットイン。どうした?
どうやら転倒したようだ。どこで!?『いや〜1コーナーでさ、新品タイヤっての忘れてたよ』そりゃまた・・・って言うか、『新品タイヤでイケイケって・・・』ダメじゃん!!
マシンを修復して再びコースへ、んでまたしてもピットイン!?落着け〜〜〜!!

GP250決勝
照りつける太陽、気温34℃・・・フル装備では走る前から体力を削りとられる感じ。
じゅうぶんに脱脂した新品タイヤ、サイティングラップとウォーミングラップで皮むきしなければ。
10番グリッドは3列目、スタート番長ではあるが何所まで届くのだろうか!?混乱に飲まれるのは避けたい。
コースインが開始される、余計にバンクさせてタイヤの隅々まで使う。
グリッドに着いたトコロで選手紹介『お馴染のフロントロー』とアナウンスしている・・・ふん、スタート番長が荒らしてやるさ!!

ウォーミングラップでスタート練習・・・が、1速の加速がイマイチ、クラッチか!?
ワイヤーの調整をしている時間はない。タイヤの皮むきに専念する・・・・再びグリットに。
レッドシグナル点灯・・・いつもより高めの回転数でキープ・・・グリーン!!

バババババーーーーーーーーーバッーーー!!!

やはり1速がヘボイ!皆と並んで抜け出せない!!
じっくり引っ張って2速にシフトアップ、ガツーン!!とキタキタ、絶頂加速だぁ〜!!
1コーナーのイン側は混み合ってる、アウトいっぱい使って大外周りで全開加速で集団をゴボウ抜き!!
3番手で1コーナーを立ちあがる。トップはポールの三山選手だ。2位も順位通りの山崎選手。

2コーナーを回った辺りから徐々にトップとの距離があく、2番手は着いて行けないか!?
チャンスさえあれば前へ行きたいが、そう甘くはない。スキを見つけられないまま後に続く。
最終コーナーで直前に捕らえるのだが、ストレートで離される。そしてインフィールドで詰める。この繰り返し・・・
ペースは何秒くらいか?後に着いている分楽ではあるのだが・・・トップは離れる一方。

背後には山本選手が居るようだ、並ばれそうになるが譲る訳にはいかない!
しかし押さえきれるモノでもない、交わされ後に続く展開となる。いつもならココから追い下げなのだが・・・
3.10サイズのタイヤが効いたのか、チャタが隋分と押さえられているのだ。得意のインフィールドでガンガン攻める。
便所裏の進入から右の第2ヘアピン・・・やはりココか!!切り返しでインを取って山本選手の前に出る!!
よーし、よしよしっ初めて抜いたぞ!!レースらしくなって来た〜〜〜〜〜!!

山本選手の背後にはRSの平原選手が居るようだ。後ろでバトルしているウチに離しておきたいトコロ。
レースも中盤に入り、タイヤが微妙にスライドしはじめる。しかしペースは落とせない・・・っと!!
第2ヘアピン立ち上がりで大きくリアをスライド、プチハイサイドって感じで着地成功。
ホッとしたのもつかの間、今ので差は無くなってしまった・・・

またしても山本選手に交わされる、平原選手も続こうとするがそうはさせない。チャタが無い分、ツッコミ番長で譲らない。
4位のままレースは終盤、しかし後何周でチェッカーか分からない。
平原選手に交わされても5位か・・・ポイントはある。押さえれば4位・・・いや、山本選手を交わして3位表彰台ってのが一番いいわな!!!
いっけーーーーーー!!

最終1つ手前で一気に差を詰める、ドドドッとフロントが逃げるが、こんなの毎回の事、押さえて〜〜〜〜って、ガシャーーーーー!!?
フロントからスリップダウンでグラベル一直線、幸い怪我も無いようでマシンに駆け寄るが・・・タンクないよ!?
既に疲労困憊、マシン撤去はオフィシャルにまかせて呆然と立ち尽くす。
トップグループが通過していき、次の周にはスローダウンしていた・・・そうか次の周でファイナルラップだったか・・・・

ライバル達が心配そうにこちらを見てくれる・・精一杯手を振って応える。

決勝結果:12位(1′34″482)

目標の34秒に入り、チェッカーさえ受ければ最高のデキだったのだが・・・
タイヤの荒れはソレほどでもない、チャタも押さえられないレベルではない。
もう少しのサス調整は必要だが、もう少しライダーの集中力がもてば・・・次回は最終戦!!!!


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