勝手にGP 第4戦 ナチュラ

2002.09.08     天候:FINE     紺DRY                 

  
  第4戦の舞台はナチュラ、MINEを除くと各地を一回りしての後半戦突入である。ココまでのポイントは樋口選手が抜け出たか!?
  後半早々地元開催とあり更なるポイント獲得に奮起するだろう。しかしながらオイル漏れのクアンタムを諦め今戦はMini純正サスの投入・・・
  はたしてモノにできるのか、走り慣れたホームコースが唯一の好材料である。
  お馴染みの勝手にGPメンバー8名と、各ラウンドを体当たり勝負で果敢にチャレンジする準メンバーの1名を加えた9台でのエキスパートクラス。
  前戦の経験を生かし各ライダー対策を施してのナチュララウンド!!熱戦は必至である。

  朝イチのフリー走行は前日練習と違いマシンの元気がない様子。気象条件の違いか煮詰めに苦労するライダー達。
  予選のタイムアタックは一周のみ、マシンと身体を慣らし時間一杯様子を探る。しかしテツ選手はマシントラブルにより一周も走れず終い。
  抜きどころが少ないナチュラではグリッド順が大きく影響する訳だが、更に問題なのはライダー全て勝手知ったる面々であること!?
  抜きどころと勝負どころ、ライダーの癖まで知り尽くしたレース展開なだけにグリッド順は一つも落とせないのである!!
 
  ジャンケンにより予選タイムアタックのコースインはゼッケンの降順である。前回トップ計測で失敗したイクモト選手がトリを勤める。はたして今回は!?
  コースインが始まり、テツ選手からタイムアタック開始!!フリー走行を逃した影響か、精彩に欠け記録は平凡。
  タイムアタックを想定し何度も繰り返し練習したイサオ選手はマシンの煮詰めが決まらないにも関わらず好タイムでツワモノブリをアピール!
  前日練習でフレッシュマンクラスにもカスらないような素人ブリを演じた中上選手は何故だかタイムを上げてくる・・・昨日の練習の意味は!?
  さぁ!注目の樋口選手は足回りに不安を抱えながらも僅差でトップタイム!!Mini純正サスに苦しみながらも意地の攻めか!
  そしてトリはイクモト選手だが・・・マシンまで二日酔いらしい。大きくリアをスライドさせながら御愁傷様である。
  そこかしこで頭を抱えるライダーはマシンの煮詰めに悩むのか、はたまた二日酔いなのか!?

タイムアタック結果
Pos No Rider Team Model BestTime Gap
1 11 樋口  勝也 STRAY DOG NSR '37.098  
2 19 イサオ 功建 NSR '37.199 0.101
3 17 サトル R’S TAMIYA☆絶頂職人 NSR '37.431 0.333
4 12 きょ〜 広島カジタレーシング&AZ NSR '37.623 0.525
5 10 中上 JUKENレーシング NSR '38.043 0.945
6 16 かんご R’S TAMIYA☆絶頂男爵 NSR '38.069 0.971
7 20 テツ アームズ NSR '38.081 0.983
8 9 勝手にウズウズ 功建 TZM '38.334 1.236
9 6 イクモト R’S TAMIYAと絶頂満吉 NSR '38.560 1.462



  選手紹介のグリッドに並ぶ勝手にGPの面々が辺りを見回しスタート後の混戦を予想する。ポールの樋口選手を逃がす訳には行かないイサオ選手。
  場違いのようで謎のスイッチが繋がればカナリの実力者となるサトル選手。セカンドローには神速のきょ〜選手とヤクザ顔負けの当り屋中上選手が並ぶ。
  ウォームアップでスタート後のライン取りを確かめるように1周・・・全車グリッドに付きシグナルがブルー!!

  1コーナーまで僅か、インに樋口選手を置いてアウトからイサオ選手がお構いなしに被せてトップを抑える!!
  後続もグリッド順のまま続く中上選手のインを突いた男爵は身体をぶつけ合いながら耐える。んが一歩及ばず・・・
  中村・イクモト選手を後続に従え一列に並ぶ。

  先頭のイサオ選手は意地の死守、挿しにかかる樋口選手をことごとく跳ね除ける。樋口選手は一旦引き静観する事になったか!?
  3番手のサトル選手は両者を静観しながら危なげなく展開、続くきょ〜選手は隙あらばと言った所か。んが、実のところ未だ二日酔いでノレてないのかも知れない。
  展開はややスローペース。中上選手を抜きあぐんで5番手以降が遅れ気味である。
  と、レースが動いた!静観していた樋口選手は勝負どころを変更、5コーナー進入で一気に挿してトップに踊り出た!
  機を逃さんとサトル選手も勝負に出るが自らペースを乱してしまったか、きょ〜選手に先行を許してしまう。
  中盤を抑える中上選手をかわした男爵、しかし4位との距離は縮まる様子がない。時既に遅しか・・・
  
  トップに出た樋口選手はサス変更を感じさせない激走、逃げの展開となってしまう。未だ元気なきょ〜・サトル選手が果敢に追う。
  と、ファイナルラップで勝負に出たのはサトル選手か!?表彰台目指してきょ〜選手のインを突くが敢え無く返り討ち・・・フラフラとペースダウン。
  序盤の攻めからタイヤが消耗しペースの上がらないイサオ選手を従えて堂々のチェッカーは樋口選手、地元のナチュラで連勝!!

決勝結果
Pos No Rider Team Model Lap RaceTime Gap BestTime
1 11 樋口  勝也 STRAY DOG NSR 15 9'12.793 62.694km/h 36.468
2 19 イサオ 功建 NSR 15 9'16.440 3.647 36.959
3 12 きょ〜 広島カジタレーシング&AZ NSR 15 9'17.544 4.751 36.962
4 17 サトル R’S TAMIYA☆絶頂職人 NSR 15 9'18.880 6.087 37.031
5 16 かんご R’S TAMIYA☆絶頂男爵 NSR 15 9'20.559 7.766 37.114
6 10 中上 JUKENレーシング NSR 15 9'22.604 9.811 37.208
7 20 テツ アームズ NSR 15 9'22.717 9.924 37.225
8 6 イクモト R’S TAMIYAと快楽満太郎 NSR 15 9'23.289 10.496 37.225
9 9 勝手にウズウズ 功建 TZM 15 9'27.744 14.951 37.494

樋口:勝ったのに〜
なんで水被るんかの!?

イサオ:あぐ〜っ!
フレッシュタイヤが15周もたんわい!

きょ〜:イサオさん…
もちっと小そうなりんさいや!



  ナツラ連勝の樋口選手が貫禄の勝利!!序盤トップを死守するも最後まで抑えきれるものではなかったか!?2位はイサオ選手。
  前夜祭を共にし両者酔いつぶれたサトル・きょ〜選手、3位争いを制したのきょ〜選手、実力が均衡していたとすると勝負を分けたのはサポーターの力か!?
  全車転倒することなく白熱するバトルの展開となった第4戦。大きくポイントリードした樋口選手を追い詰める事はできるのか?
  次戦はMINEサーキットフルコース。ミニバイクコースとは違う勢力図。圧倒的速さを誇るきょ〜選手のボーナスステージとなるか!!
  超高速サーキットのスリップバトル、エンジン仕様も勝負の鍵となる!?
ポイントランキング
Pos Rider Team 弘楽園 柳井 ナチュラ ナチュラ MINE 弘楽園 柳井 Point
1 樋口  勝也 STRAY DOG 11 20 25 25       81
2 イサオ 功建 16 25 10 20       71
3 サトル R’S TAMIYA☆絶頂職人 7 10 16 13       46
4 かんご R’S TAMIYA☆絶頂男爵 8 9 13 11       41
5 イクモト R’S TAMIYAと絶頂満吉 10 13 9 8       40
6 きょ〜 広島カジタレーシング&AZ R 16 7 16       39
7 テツ アームズ 9 R 20 9       38
8 中上 JUKENレーシング 2 11 11 10       34
9 伊達  克磨 チームMISOJI 20 - - -       20
10 兼重 アームズ 6 7 - -       13
11 丸山 アームズ - - 6 -       6
12 キタガワ 絶頂R☆dely 4 - - -       4
13 SUラガー@森本 S.Uスポーツ&乾杯ラガー! 3 - - -       3
- かどちん KZR R - - -       0
- 打越 木戸クラブ徳山 R - - -       0
- SUK3 S.Uスポーツ - - - -       0
- 鍋奉行!山崎 S.Uスポーツ - - - -       0
- 脇本 CRAZY BOMBER’S - - - -       0