96TW200の思い出


あぁ〜悪い癖が・・・


峠に魅せられた日々、それも大分落ち着いてきた。う〜ん大人!
ちょうどその頃、友人は新車購入を考えていた・・・色々相談に乗ってみる。

何々、ボルティをベースにトラッカー仕様ねぇ・・・ふ〜ん個性的だなぁ
なるほど、色々パーツも出てるのね〜
あ〜マフラーもアップタイプで・・ほうほうトラッカーシートね。
なるほど、いいんじゃない!楽しそうジャン♪
これで四国のスーパー林道とか行けるんじゃない!?
と、よき理解者を得た友人はお買い上げモード突入のご様子・・・

『スーパー林道』・・・自分で言ったこの言葉が頭から離れない。
バンディットとZXRで駆け回った四国の大地。何度かスーパー林道の入り口を見かけた。
剣山の山間に見えた林道は確かに魅力的だった。しかしロードバイクでは無理、無理、無理・・・
林道か・・走ってみたいなぁ、なんたって『スーパー』だぞ!?
あ〜どうしよ〜

何気に立ち読みした『ヤングマシン』に目が釘付け!?
なんだコレ?
冗談のような極太タイヤに、やたらすっきりしたエンジン周り・・・OFF車?
誌面には『渋谷』、『若者』、『スカチュ〜ン』、『流行の兆し!?』とな!!
これダ!これだよこのインパクト!街乗りからスーパー林道までこなせそうじゃん!!
よーしやってやるぜ〜、若者に負けてたまるか、サラリーマンの底力を見よ!!

例のごとく、HOHへ一目散
かん:『店長!TW入れてくんろ〜』
かん:『あと、これとこれとこれとこれと・・・・・一気にフルセットじゃ〜』
店長:『・・・やめとけって』
かん:『いやいや!これからはスカチュ〜ンっすよぉ!!』
店長:『ま、ええけどょ。支払いは?』
かん:『決まってるっしょ、いつもの全額ローンっすよ!!』

珍しく『ヤングマシン』を買った。
TWオーナーのコメントを見る。
A:『配線をすっきり見せるのに苦労しました。全部自分でやりました!』
B:『ノーマルシートを加工してみました。全て自分でやりました』
C:『とことん自分でやりました!』
・・・なんだ?、とにかく自分でヤッタってのがポイントなのか?よう分からんが拘りがあるんだな。
よ〜し、ワシもやっちゃるでぇ

早速納車されたTWに襲いかかる。
コレ取ってアレ取って、コレも外してコイツもいらね〜
う〜ん、かなりスッキリしたな。
マフラーをとっ換えて、ハンドル周りも換えまして・・・・シートはトラッカータイプでしょ!
あれやこれやで・・・よ〜し完成!『全部自分でやりました!!』←アホ

早速友人に電話する。
かん:『よぉ!できちゃったよ〜ん、スカスカのTWトラッカ〜だじぇ〜!』
友人:『え!?買うたん?ええな〜わしゃ高いけーヤメタよ・・・』
かん:『・・・・・・・ヤメタ?』
・・・ま、まぁええか。さーてどうしよ(汗)

とりあえず通勤に使ってみる。
ダダダダダ〜ン!ダダ〜ン!、ブ〜ンブ〜ンボバンッ!!
うっひゃっひゃ!こりゃ楽しいやね。
ダダ〜ン!ブ〜ンドパンッ!!
うっひょひょ!楽しいけど・・・・・恥ずかし〜

目立ってるのか目立ってないのか分からないが、とにかく恥ずかしい。
こりゃワシには無理か?
通勤には使えても、バイク用品店に買い物に行く事など恥ずかし過ぎてできない。

・・・またやっちゃったかなぁ(汗)

TWと共に過ごした半年間・・・なんだったのかなぁ。
毎月、ローンの引き落としを見るたび、唯一の九州洞窟ツーリングを思い出す・・・・
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