2004/8/13 4MINIなんです |
今年に入ってたったの2件?そんなの気にしないで下さい。 って言うか、誰か私のこと気にしてください。どぼん。 いつの間にか2004年も半分を過ぎておりますが、既に13戦消化しております。そのうち4度の優勝です! いや〜幸先いいなぁ・・・って何戦出場するつもりでしょうか?? そんな訳で、レース出場とHP更新の関係は反比例だそうな。へぇ〜、以上。 で、これまでの13戦の全てが4MINIマシンです。 去年、隅々までオーバーホールした男爵NSRはまったく出場の機会がありません。 4MINIに乗ってると2ストマシンの乗り方さえ忘れてしまいました。 ・・・だったら?? だったら、男爵号も4ストにしちゃえばイイのです!!オーイェス! 『閃いたら行動あるのみ!』これは絶頂の常識ですね。 あーしてこーして・・・ はい、1行で完成です! でも半年かかりました。しょぼん。 上を見ればキリが無い4MINIパーツ。そんな中、男爵号のコンセプトは『腕でなんとかしろ!』なわけ。 そんな男爵号、各部の画像を見ながらご紹介したいと思います。 |
半年掛かってこんな感じ 2ストと4ストの乗換えが器用でない男爵は今まで乗ってきたNSR-MINIを4miniマシンへと・・・。NSRフレームを使用した4ミニマシン、定番エンジンはモンキーやゴリラと言った横型エンジンとCB50やape100の縦型エンジン。どちらもエンジンハンガーを新規で創る事によって搭載可能です。どちらのエンジンも魅力満載ですが、腰下の強度が高いape100エンジンを採用しました。 4miniは金が掛かるとか、金を掛けたマシンには勝てないとか言われますが、そんなんじゃ面白くないよね!?最低限の改造でソコソコ速いマシンは出来るはず。あとはライダーで頑張りましょう〜! |
最初くらいキレイでね ま、メカ音痴な男爵にはエンジンの事良く分かりません。その辺はメカ担当に任せるとしましょう。そんな訳で見た目重視でカウルを新調しました。どう? フルカウルはMRF製のtype3です。MRFと言えばtype4が大人気ですよね、確かにあれはカッコイイです。でもなぁー皆同じになるのは面白くないです、実際私の周りにもtype4はチラホラ見かけますし。MRFのサイトで見たtype3もカッコイイと思うんですけど見かけませんね?レアな雰囲気が気に入った男爵は思い切って購入。到着した現物を見て・・・うむむ。微妙です。でも強度は抜群なご様子です。 そしてシートカウルはMPFを選択(MRFじゃないよ)シンプルながら存在感のあるシート。座面の角も張らずスリムなシルエットは男爵好みです。フロントフェンダーは機能的には熱問題でマイナス面もありますが見た目には重要です。こちらはy2s製を選択してみました。 |
拘りのエンジンハンガー エンジンスワップで一番重量なのがエンジンハンガー。これは自作も可能ですが各社からリリースされていますのでその中から選びます。 まずは素材。ジュラルミン製やスチール製がありますが、振動の吸収性からスチール製を選択。と言っても振動が劇的に減るわけではありません。振動からケースが割れるトラブルも聞きますので、ソレの防止になればと思っております。各社でエンジン姿勢や搭載位置が若干変わります。こちらのハンガーはやや後方寄りでシリンダーが立ってるようです。ハルク製もスチールだそうですがチェーンラインを合わす為にはオフセットスプロケットが必要とか。コレはバッチリ対応しておりますし。価格もお安く黒メッキ仕様でお勧めです。 |
エキパイが窮屈です エンジンを限界まで後方へ寄せたおかげでフレームとのクリアランスが広がりました。それでもape100用の市販マフラーの装着は無理だと思います。そこでマフラーの手配となる訳ですが、ハンガーとマフラーセットで販売している場合が多いのでなんとかなると思います。男爵の場合はショップオリジナルで個性を主張してみました。 最近の流行はアップタイプです。CBR600RRでお馴染みですね。アップタイプのマフラーは4mini界でも人気です。んが、男爵はエンジン周りの空間をスッキリさせたいのでオーソドックスなダウンタイプとしました。 |
キャブも窮屈です シリンダーヘッドは武川製です。吸気側のポートがフレームの方を向いており、そのままだとキャブとフレームが干渉してしまいます。マニホールドの長さもエンジン特性に影響するはずで長いの短いの色々試してみます。ちなみにこの画像のは長すぎたようです。専用品はありませんので武川製やキタコ製を工夫して使います 短いキタコ製でのテストは上々でした。 キャブは京浜のPWK28を選択。男爵号は115ccなのですがちょっと大きいかも!?セッティングはピンポイントな感じがします。VM26なんかも試してみたいです。PE28が定番です。 |
リアサスはクアンタム リアサスはクアンタムです。別にダンパー特性が云々なんて神経質な話はありませんで、前オーナーが購入したものなのですがナカナカ男爵好みな車高設定になっております。純正と比べると10〜20mmUPではなかろうかと思われます。(計った事ありませんが) 男爵がリアサスに求めるのは硬さと車高ですね。これはウエットコンディションでも変わりません。だから遅い?・・・・ま、いいです。 一度もオーバーホールした事ありませんので『クアンタムらしさ』は無くなってるかもね。そんな脇役です。 |
Rush50sオリジナルマフラー これがRshu50sオリジナルのマフラー。サイレンサーエンドの絞込みが特徴です。この形状により全域のトルクUP・・・なんてありませんで、もちろん見た目の問題です。オーバルのサイレンサーと多径のエキパイはオールステンレスで、太いトルク感のある排気音がジェントルです。ダウン仕様ながらフルバンク時の路面とのクリアランスもバッチリです。 見た目のカッコ良さはアップタイプ(センター出し)ですが、キャブやリアサスの間近を高熱のエキパイが通りますよね・・・ちょっと気になります。 |
キャッチタンクとタコメーター キャッチタンクの容量はレギュレーションによって定められております。それは各地によって違いはありますがモテギは500ccでした。500ccってのはカナリ大きめな設定です。コレは500cc弱で僅かに条件を満たしておりませんが・・・まぁ良いでしょう。 結構大きなタンクですのでカウル内の設置は風の妨げになりそうでイマイチです。シートカウル後方へ持っていくかフロントへ配置するか・・・こちらも見た目の感じでフロントへと。 タコメーターは追浜のデジタル式です。電池式ながら2万時間の超寿命、パスルの有無で自動的にON/OFFします。デジタルの数字も見やすくセッティングの目安には必需品です。ホントはステッピングモーター式のタコメーターが欲しいんですけどね。高くて買えません。 ちなみに隣に見えるCDIは武川製。良いですね・・・色が。 |
そしてエンジン仕様ですが、ape100エンジンをベースに以下の仕様変更を行っております。 5速ギア比 0.923→関西風1.000 腰上 100cc→武川製SPH115cc こんな感じで過激な変更はナシです。 気になる製作費用ですが・・・エンジン周りで15〜20万円くらいかな? (中古エンジンは7〜8万円が相場です) 2ストミニバイクライダーからの転向も気合でなんとかなりそうな額では? この程度の改造ならエンジンのメンテナンスも軽そうです。 4MINI面白いよ。 |